妊娠も楽しむ、キャリアも楽しむ♪ 女性会計士の日記
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キャッシュ・フローの重要性
2008年05月04日 (日) | 編集 |
BS・PLの関連BSを動かす2つのルールから、資産を維持(または増やしつつ)負債を減らすためには、

?利益を稼ぎ、
?負債を返済する

という流れが生み出せればいいんだ、ということがわかります(実にシンプル!)。

ところが、ここで注意すべきは、

「キャッシュがなくなると活動が続けられない」

という点です。
スライド1

負債の返済は(そして、収益を上げるためのコストの支払いも)、現金や預金(キャッシュ)を使って行います。

どんなに高性能な機械を持っていても、どんなにいい立地の土地を持っていても、払うべき時にキャッシュを用意できなければ、企業は営業活動を続けることができません。

キャッシュはどんな時に増えたり減ったりするのでしょうか?
上場企業などが作成している「キャッシュ・フロー計算書」は、BS・PLだけではわからない「企業のキャッシュの動きかた」を示すための報告書です。

スライド2


?キャッシュは、営業活動で増減します。
 売上を現金で回収すれば増え、
 コストを現金で払えば減ります。

したがって、キャッシュを多く獲得したければ、「代金回収が早く」「支払が遅い」ビジネスモデルが有利です。

?キャッシュは、(設備)投資で増減します。
 設備を現金で売却すれば増え、
 設備を現金で購入すれば減ります。

売上を獲得するためには、先行して設備投資を行う必要があります。投資キャッシュ・フローのマイナス(キャッシュの支出)は、将来の収益獲得のために企業が積極的に投資したことを意味します。
逆に、投資キャッシュ・フローがプラスになるということは、使っていない不要な資産の処分など、なんらかの事情があって、資産の一部を売却したということです。

?キャッシュは、財務活動で増減します。
 お金を銀行から借りたり、株主に出資してもらったりすれば増え、
 お金を返したり配当金を払ったりすれば減ります。

財務活動とは、いわゆる資金繰り。お金を調達したり返済したりするための活動です。

この3つの動きの結果が、キャッシュの増減となります。


Balance Sheetの2つのルール
2008年05月01日 (木) | 編集 |
お母さんのダイエットが成功するために(BSの負債が減るために)、まず知っておかなければならない「BSの動かし方」のルールが2つ、あります。

【その1:同じハコの中で変化することはできるが、全体は変わらない】スライド1


資産は別の資産に、負債は別の負債に、純資産は別の純資産に(これはあまりないけど)なることができます。

たとえば、「お金」という資産で「土地」という資産を買っても、BSのハコ全体は変わりません。資産のハコの中で、「お金」が「土地」に変化しただけです。


【その2:増やしたり減らしたりさせるには、左右のハコを同時に動かさなければならない】
スライド2

Balance Sheetは、その名のとおり、左右が常にバランスしていなければなりません。
資産のハコ「だけ」増やす、負債のハコ「だけ」減らすということはできません。

連動するのは左右のハコですので、「資産と負債」または「資産と純資産」がペアになって増減することになります。

負債を減らそうと思ったら、同じだけ資産も減らさなければなりません。借金を返すためには、お金という資産を失わなければなりません。

でも、どうしても減らせない、手放せない資産もたくさんありますよね。
資産を減らさずに負債を減らすには、どうしたらいいのでしょうか?

スライド3

答え。

「資産+純資産」のペアで増やしてから、「資産+負債」のペアで減らせばいいのです!


ダイエットしたいお母さんのBalance Sheet
2008年05月01日 (木) | 編集 |
ものは試しで、「ダイエットしたいお母さんのBS(Balance Sheet)」を作ってみました。

健康会計(お母さん編)


こんな感じ!

「資産」はダイエットという目的のために活用できそうなもの、価値のあるものです。

・お母さんのダイエット予算は5,000円(少ない?)。
・1日に1時間くらいならダイエットの時間を捻出できそう(でも続かないかも)。
・お父さんや子供に「いつになったら痩せるの?」って嫌味を言われるし、夏は近いし、新しく引っ越してきた隣の奥さんは細くてきれいに見えるし、とにかく痩せたい!!
・毎日家事してるから、料理は得意♪
・身体の情報・・今のところ悪いところはないけど、ちょっと、ぽっちゃり。
・今度こそ頑張るから、と家族の協力も約束してもらいました。
・さんざん買い集めたけど続かなかった健康グッズの山・・・これも使えるかな?

一方、「負債」は、いつかはなくしたい習慣、重荷、将来の不安です。

・健康グッズの山を見るたびに、心がチクリ。やせなきゃ、やせなきゃ・・のプレッシャー。
・お菓子が好きでついつい食べてしまう。主婦友達と集まって、テレビを見ながらお菓子タイム・・やめられない!
・せめて標準体重まで5キロは落としたい!(できればもっと?)
・きちんと運動する機会が少ないから、年を取ったら骨粗しょう症とか、このまま太り過ぎて生活習慣病になるとか・・の不安。

資産と負債を差し引き、ずっと持っていても大丈夫な資産を「純資産」とします。

数値で価値を示すわけじゃないから、ハコの大きさはイメージです。
悩みが大きいほど負債のハコは大きく、純資産のハコは小さくなります。

さて、このお母さんのBS、どうやって改善したらいいのでしょう?

つまり、どうやって負債を減らせばいいんでしょう?


健康BS・健康PLって作れないかな?(4)
2008年04月29日 (火) | 編集 |
次に、「健康PL」のイメージです。
スライド5

私たちは時間とお金、自分の心・技・体を使って日々仕事をし、家族と過ごし、社会に貢献しています。その活動の中で、健康にプラスになるものを得たり、健康を犠牲にして頑張ったりしています。

もし、心身にかける負担が少なく、短時間で大きな目標を達成できれば、それは効率が良かったということになるでしょう(運が良かったとも言うのかも)。その経験は技能として資産になり、また、残った余力は次の目標のために蓄え、健康資本の増強になります。
スライド6

でも、人間の生きる目的は(人それぞれでしょうが)ストレスを減らして余力をたくさん残すことばかりではありません。くたくたになるほど働いても今は経験が欲しい、という人もいますし、脳の仕組みからしても、プレッシャーがあるからこそ克服した時の喜びも大きい、ということがあります。

大切なのは、今の「健康PL」の状態が続いた時に、1年後、5年後、10年後、あるいはもっと先の自分の「健康BS」がどんな姿になっているのか想像できるようになることです。

これは、会社の決算書を見る時も同じことです。企業は利益を追求する存在ですから、PLの利益が大きいほうが喜ばしいのは確かです。

利益を増やすためには・・・?
収益を増やし、費用を減らせばいいんです。

でも、短期的な黒字欲しさのために、長期的な視点を忘れてしまっては、結局は成長することができません。

「長期的な視点」のために資源を使うこと。

それはすなわち、「投資」ということです。

「浪費を減らして投資する」という原則は、会社にとっても、(財テクに興味があろうとなかろうと)個人の健康にとっても、同じように役立ちます。

そのためには、「キャッシュ・フロー計算書」の考え方が活かせそうですが、それはいずれ、ということで。

健康BS・健康PLって作れないかな?(3)
2008年04月29日 (火) | 編集 |
(1)(2)から、BSとPLの要点についておさらいです。

・BSは、儲け(利益)を獲得するために会社が持っている「資産」と、それをどこから調達したお金で買ったのか(負債と資本)を示している。

・PLは、会社が得た価値(収益)から消費した価値(費用)を差し引き、会社が獲得した本当の儲け(利益)を示している。

・収益と費用は、お金の動きに関係なく、経済的な価値の発生に応じて認識される。

・収益と、それを得るために消費した費用は、対応できるように同じ時に認識されなければならない。


そして、儲けた利益は新しい資産の源泉として、純資産(資本)に追加されていきます。
スライド3

●健康決算書の仕組み(イメージ)

この会計原理を利用して、「経済的価値」を「健康的価値」に置き換えて考えてみると、どうなるんでしょうか。

そもそも、「健康的価値」って何だろう?とも思いますが、とりあえず「健康的価値=肉体的な快または精神的な快」と定義します(追々勉強していきます)。

下図が「健康BS」のイメージです。
スライド4

●資産とは
「資産」は、将来の健康資源(健康的価値があるもの)を獲得するために人が持っているもの、です。
人が心身ともに健康であるために必要なものは、個人の嗜好や体質などによってさまざまだとは思いますが、

・時間
・お金

は生きていくためにも最低限必要だと思いますし、それらを生み出す源泉でもある自分自身の

・心(ストレス耐性、精神力、志など)
・技(知的生産性、時間管理能力、コミュニケーション能力、知識など)
・体(体力、筋力、栄養状態、遺伝的性質など)

は欠かせないと思います。
「人脈」とかもあるかもしれませんね。

●負債と資本とは
では、右側の負債と資本はというと、資産を支えている、生まれもっての体質・気質と、(生活)習慣です。

睡眠不足、過労、過度のストレス、偏った食生活、運動不足、喫煙など、長期に続けば病気の元になるので改善しなければならない不健康な生活習慣が「不健康負債」。

生まれついての身体の頑強さや子供時代の環境、規則正しい生活、バランスのいい食生活、ストレス解消できる趣味、仕事のやりがいなどの健康的な生活習慣が「健康資本」です。

(つづく)

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